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フィルター
- Q:1本から購入できますか?
- A:
弊社の製品であれば1本から購入可能です。
詳細はお問い合わせください。
- Q:ろ過精度とは何ですか?
- A:
ろ過精度には公称ろ過精度と絶対ろ過精度の2種類がございます。
公称ろ過精度とは各社独自の手法により決められた値になります。
表示孔径値の粒子を確実に除去することを表したものではありません。
絶対ろ過精度とは表示孔径値以上の粒子を99.9%以上除去します。
- Q:フィルターを洗浄し、再利用できますか?
- A:
弊社の取扱製品はすべて使い捨てとなっております。
一度使用したフィルターは洗浄しても元の性能には戻らないため、推奨はしておりません。
- Q:カートリッジフィルターの交換時期を教えて下さい。
- A:
カートリッジフィルター(活性炭フィルターを除く)の交換時期(目安)は一般的にIN、OUTの差圧にて管理しています。差圧が0.07MPa~0.12MPaになったら、交換目安となります。
- Q:ゼット工業製のカートリッジフィルターは他社品と互換性はありますか?
- A:
あります。
但し海外製のインチサイズや特殊サイズなどの製品に関してはラインナップにない製品もございますので、一度ご連絡下さい。
- Q:ワインドタイプ、メルトブロータイプ、積層タイプについて教えて下さい。
- A:
弊社製品の特長は下記になります。
①ワインドタイプ
筒状の芯材に糸状の繊維を巻きつけたフィルターになります。
循環ろ過に適しており、粒子保持容量が最も高いフィルターの一つです。②メルトブロータイプ
熱で溶かした樹脂を鉄芯に吹き付け、繊維化すると同時に固めて成形したフィルターになります。ろ材の脱落が少ないフィルターです。③積層タイプ
筒状の芯材に不織布を熱溶着して、密度の異なるろ材を積層したフィルターになります。
ろ材の脱落が少なく、上記2種類と比較して精度が高いフィルターです。
- Q:活性炭フィルターのろ過精度は何ミクロンになりますか?
- A:
活性炭フィルターにはろ過精度はございません。
活性炭フィルターは粒子の除去ではなく、塩素や有機物の吸着を目的としております。
工業用から浄水用まで用途別に取り揃えておりますので、お問い合わせ下さい。
- Q:活性炭フィルターの寿命はどれくらいですか?
- A:
活性炭フィルターは差圧管理の交換ではなく、残留塩素の残存率で交換時期を判断します。
そのためお客様で設定されている残留塩素濃度を保持できなくなった状態が交換時期となります。
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フィルターハウジング
- Q:ステンレス製ハウジングの材質は指定可能ですか?
- A:
SUS304、SUS316、SUS316Lなど取り揃えており、お客様の材質指定の製造も可能です。
また接液部へのコーティングも可能なため、お問い合わせ下さい。
- Q:ハウジングの適格流量を教えて下さい。
- A:
一般的にハウジングに適格流量はございません。
流量、液体の種類、温度等をご連絡下さい。それに見合ったフィルターを選定して、選定したフィルターの種類より適した本数のハウジングをご提案させて頂きます。
- Q:ハウジングを選定する際のポイントを教えて下さい。
- A:
液体の種類、温度、流量、配管口径などをお知らせ下さい。
弊社にて選定させて頂きます。
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水処理装置
- Q:遠方でも現場調査には来てもらえますか?
- A:
ご依頼内容をご確認した上でご相談を承ります。
場所によっては弊社代理店が現場調査に伺う事もございます。
- Q:プールや浴場ろ過装置を見積依頼する場合に事前に確認しておくことはありますか?
- A:
以下の情報を事前に確認して下さい。
①プール・浴場の容量
②ろ過装置稼働時間(24H運転か夜間停止させるのか)
③プール浴場の施設形態(レジャープール、学校プールなど)
④常温か温水か
⑤水の種類(水道水、井戸水、温泉など)
※井戸水、温泉水の場合水質分析表が必要となります。
- Q:ろ過装置に使用するFRP製ろ過タンクとSS製ろ過タンクの特徴を教えて下さい。
- A:
それぞれの特徴は下記になります。
①FRP製タンク
・最大の特徴は塩素等の薬品に対し耐食性に優れています。
・ろ材交換時のタンク内外部の修繕もほとんど必要がなく経済的です。
・軽量のため取扱いが容易です。②SS製タンク
・塩素による耐食性がFRP製よりやや劣ります。
・ろ材交換時に再塗装などの修繕が必要になる場合があります。
- Q:カートリッジ式ろ過装置と砂ろ過装置の違いを教えて下さい。
- A:
大きな特性として使用するろ材が異なります。それによりろ過方式にも違いがあります。
①ろ材の違い
砂式ろ過装置のろ材は天然砂または人口砂(シャモット、アンスラサイト、セラミックなど)になります。
カートリッジ式ろ過装置のろ材はポリプロピレン製のカートリッジフィルターになります。②ろ過方式の違い
砂式ろ過装置ではろ過工程以外にろ材の洗浄(逆洗)工程が発生します。
カートリッジ式ろ過装置はろ材の洗浄(逆洗)工程がございません。③設置スペースの違い
カートリッジ式ろ過装置は砂式ろ過装置に比べてコンパクトです。
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純水製造
- Q:再生可能な樹脂はどのような種類がありますか?
- A:
数多くの種類の樹脂が再生可能です。詳細はお問い合わせ下さい。
- Q:再生業務の納期はどれくらいでしょうか?
- A:
到着日より14日以内の納品予定です。
- Q:イオン交換樹脂の保管方法はどうしたら良いでしょうか?
- A:
高温多湿、直射日光を避けて冷暗所に保管願います。
またイオン交換樹脂が入っている容器(包装)は密閉して、保管中は凍結させないで下さい。
- Q:イオン交換樹脂の廃棄方法はどうしたら良いでしょうか?
- A:
廃棄される場合、SDS(MSDS)に記載されている「廃棄上の注意」をご参照下さい。
ご不明な点はお問合せ下さい。
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アフターサービス
- Q:浴場の温度が上がらないのですが、どうしたら良いですか?
- A:
下記の原因が考えられますので、ご確認下さい。
①空運転になっていませんか?
→ヘアーキャッチャーを確認して、空の時は水を補給して下さい。②タイマーの設定が時間外になっていませんか?
→タイマーを確認して、時間を設定して下さい。③補給水の温度が低くなっていませんか?
→温度を確認して、使用する温度に調整して下さい。④ボイラ(給湯器)は運転していますか?
→スイッチが入っているか確認して下さい。⑤ボイラ(給湯器)が故障していませんか?
→スイッチが入っているか確認して下さい。
- Q:循環式浴槽の維持管理上の注意点について
- A:
①ろ過装置の維持管理について
ろ材の種類を問わず、ろ過装置自体がレジオネラ属菌の供給源とならないように消毒を1週間に1回以上実施します。
またろ過装置は1週間に1回以上逆洗して汚れを排出することと定められています。②循環配管の維持管理について
循環配管の内壁には粘々した生物膜(バイオフィルム)が生成され易く、レジオネラ属菌の温床となります。
そのため年に1回程度は、循環配管内のバイオフィルムを除去し、消毒することが必要となります。注)繁殖したバイオフィルムの除去には過酸化水素消毒のような処理が考えられますが、危険が伴うことや、洗浄廃液の処理などに専門的な知識が必要な場合もあります。
過酸化水素消毒:過酸化水素(2~3%で使用)は有機物と反応して発泡し、物理的にバイオフィルムを剥離、除去します。
また同時に強い殺菌作用があります。
- Q:浴槽の清掃・消毒に関する規定はありますか?
- A:
浴槽は清掃および消毒を定期的に行い、清潔で衛生的に保つこととなっています。
清掃および消毒の頻度は循環式浴槽の形態が毎日完全換水型のタイプで毎日清掃、1ヶ月に1回以上消毒します。
連日使用型のタイプで1週間に1回以上完全換水、消毒、清掃します。
- Q:検査頻度はどれくらいの頻度で行いますか?
- A:
浴槽水等の水質検査は循環式浴槽の形態によって、以下の通りに定期的に行うこととされています。
なお、この検査に関する書類は3年以上保存しなければなりません。
毎日完全換水型:1年に1回以上
連日使用型 :1年に2回以上(浴槽水の消毒が塩素消毒でない場合、1年に4回以上)
- Q:プール水が緑色になりました。
- A:
プール水が緑色になるのは藻の発生が考えられます。
そのため塩素濃度を高くして殺藻処理が必要となります。
除藻剤等の投入も効果的です。
ろ過機を連続運転してながら薬品の投入をして下さい。。
※プール水が緑色になるのはpHの影響もありますので、あわせてpHの測定を行ってください。。
- Q:プール水が白く濁りました。
- A:
プール水が有機物で汚れているか、ろ過装置が正常に運転されているかチェックして下さい。
塩素濃度の確認と補給水の補給をお願いします。
また塗装が原因で濁る場合もあります。
塗装面を手のひらでこすると白い付着物が着くことがありますがこれをチョーキング現象といい、水を白く濁らせる原因となります。
チョーキング現象はろ過装置で除去することはできませんのでASクリンなどの薬品が必要になります。
詳細はお問い合わせください。
- Q:浴槽水などの消毒方法に関する規定はありますか?
- A:
規定は下記の通りになります。
①浴槽水の消毒に用いる塩素系薬剤の注入(投入)口は、浴槽水が循環ろ過装置内に入る
直前に設置することが望ましい。
②浴槽水の消毒に用いる塩素系薬剤は、浴槽水中の遊離残留塩素濃度を、1日2時間以上
0.2~0.4mg/Lに保つことが望ましい。
③浴槽水の遊離残留塩素濃度を適宜測定し、その記録を3年以上保存する。
④温泉の泉質等のため、塩素消毒ができない場合にはオゾン殺菌または紫外線殺菌により消毒を行うこと。この場合、温泉の泉質等に影響を与えない範囲で、塩素消毒を併用することが望ましい。
- Q:塩素濃度測定しても残留塩素濃度が出ません。
- A:
下記の内容を確認願います。
①古い塩素剤を使用していませんか?
→塩素剤の有効期間を確認して下さい。②pHが著しく酸性、またはアルカリ性に寄っていませんか?
→どちらかに寄っている場合はまず中性にしてから塩素剤を入れて下さい。残留塩素測定器は大丈夫ですか?
→色盤が変色していたり、試薬が古くなったりしている場合は正確に反応しませんので確認願います。滅菌機は正常に作動していますか?
→滅菌機から正常に塩素剤が注入されているか確認して下さい。
- Q:ろ過装置のターン数の意味を教えて下さい。
- A:
プール本体の総水量が1日(24Hr)に入れ替わる回数をターン数と呼んでいます。
(例)総水量300㎥プールで1200㎥/24Hrであれば4ターンといいます。
- Q:運転中に圧力計が0を指しているのですが、どうすれば良いですか?
- A:
以下の原因が考えられるますので、一度試してみて下さい。
①ヘアーキャッチャーにゴミがつまっている。
→ヘアーキャッチャーを掃除して下さい。②ポンプが空回りしている
→呼び水を行って下さい。③プールからろ過タンクに入るまでのバルブが閉まっている。
→バルブを開いて下さい。
- Q:ヘアーキャッチャーはどのように清掃したら良いですか?
- A:
ヘアーキャッチャーはなるべく1週間に1度は清掃するようにして下さい。
清掃する際は、以下の手順で行って下さい。
①ろ過設備を停止します。
②原水バルブを閉めます。
③ヘアーキャッチャーの蓋を開け、内部のバスケットからゴミ等を取り除き、水洗いして下さい。
④キレイになったらバスケットを元に戻し、パッキンをしっかりはめて、ヘアーキャッチャー一杯に
水をため、蓋を確実に締め付けます。
⑤原水バルブを開きます。
⑥ろ過装置の運転を再開します。
- Q:ろ過装置のろ材はどの位で交換すべきでしょうか?
- A:
汚れ具合や使用頻度にもよるため、あくまでも目安ですが、以下をご参考にして下さい。
①カートリッジ式ろ過装置
学校プール用は1年でカートリッジフィルターの全取替を推奨します。②砂ろ過装置
5年目で上部ろ材取替、10年目で全ろ材取替と全塗装を推奨します。